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■「善意」その重みに感謝して

 
 


角膜移植患者様の会(慈光会)主催の法要を振り返り

石田眼科 院長 石田 誠夫

角膜移植を受けられた患者さんが毎年10月に集まり
角膜を提供して下さった故人並びにそのご遺族に感謝の意を表すため法要を行って頂いております。
国の重要文化財に指定されていて完成したばかりの本山浄興寺(寺町)において、本年は10月17日(日)に多数の会員の皆様と当院スタッフの計55名により執り行われました。


本年で13回目となりましたが、当日は天候にも恵まれ厳かな中にも晴れやかな気持ちで臨むことができました。
この日を迎える度に思うのは、角膜を提供して下さった故人そしてご遺族の方々の善意と、手術を受けられた皆様がこうして集まってくださることに感謝申し上げることであります。

ついつい日々の診療にかまけて提供して頂いた角膜に色々な思いもがあることも忘れがちですが、角膜移植手術に携わる我々眼科医は常に肝に銘じなければならないことと思っております。

この「善意」に報いることは非常に難しいことです。
日々の診療において当院においで下さる患者さん皆様に喜んで頂けるような誠心誠意の医療を行うことで、少しでもお気持ちに答えることができればと私なりに考え行動しているつもりであります。

日本国内での角膜提供数は、それを必要とする患者さんの数には遠く及ばず、多くの医療現場で苦慮しているのが現状です。その中で、当院ではスリランカの皆様の善意によるご協力を賜り大変良好な手術を行うことが可能となっております。
本年の法要には遠路東京や山形からも遙々お越しくださっており、ありがたく思っております。
角膜移植手術のみならず、あらゆる病気の全ての患者さんに喜んで頂けるよう、スタッフと共に研鑽努力を重ねていきたいと存じますので、御支援のほど宜しくお願い申し上げます。

 
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